媚肉の香り~ネトリネトラレヤリヤラレ~(elf)

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今は亡きelfブランドより生み出されたサスペンス超大作。館モノ。

市川小紗先生の美麗なイラストに土天冥界氏の練られたシナリオ。

物語全編に漂う緊張感。妖艶な雰囲気。謎が謎を呼ぶ展開。

ゲームというより一本の映画を観ているような、そんな作品。


──────── ストーリー ────────

拓也と由紀。二人は付き合って3ヶ月の恋人同士。
拓也は彼女と一緒に行く、卒業旅行の資金を貯める為、受験生の乙葉の家庭教師として、三澤家に住み込む事に。

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三澤家の主、松太郎。彼は歳の離れた香織を後妻にし、一つ屋根の下で複雑な家族を構成していた。
大切に育てられた一人娘、乙葉。そして前妻の妹、律子。律子の長女、沙耶。そして長男の隆司。

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特に律子は拓也が三澤家に関わる事を嫌い、顔を合わせる度に拓也の不幸を暗示する。
根暗な隆司は口数も少なく、拓也の存在を態度で否定し、沙耶は理詰めの会話で拓也を追い込む始末。
時を経る毎に叶家との溝はは深まり、磁石で言えば同極の関係になっていった。

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何故か律子は香織に食事の用意をさせない。買い物すら許さず、料理は必ず家政婦の時江が作っている。
訝しく思いながらも昼食を食べ終わり、そのまま大人しく自室へ戻ろうとする拓也。
そして怪しげな男から封筒を受け取る律子に遭遇し、いかにもワケありな空気に思わず足を竦ませた。
唐突に浮かんだのは香織の寂しげな表情。
どうしてこの家は律子が我が物顔で、あの人は肩身の狭い思いをしているのだろう…。

「タッ君に逢えなくて寂しいよ」

二人の時間が制限された由紀。彼女は寂しさのあまり深夜に実家を抜け出し、押しかけ女房よろしく三澤邸へと忍び込む。

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不謹慎な秘め事は気持ちを昂ぶらせ、二人はいつにも増して激しく求め合った。
だけどここは勝手知らない三澤家。気になるのは壁を隔てた隣の部屋だ。
いったい誰がいるのか。今の拓也には見当もついていない。


そんなある日、バイト先のメイド服を持ち、再び由紀は内緒で三澤邸へ。
さっそく拓也に披露しようと、壁に掛けられた鏡の前に立ち、そこで初めて拓也もその不思議さに気づく。
全身を映すには小さ過ぎ、顔を見るには位置が低い。

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訝しげに鏡を動かした由紀。裏壁には覗けと言わんばかりの穴が一つ。
不可解さを感じながら、拓也はそっと顔を近づけ、漆黒の闇に視線だけを潜り込ませる。
薄暗い穴の中から映し出されたもの。それはドレッサーで髪をとかす美しい香織の姿。

紛れもなくそこは松太郎夫妻の寝室で、信じ難い光景に拓也は言葉を失うしかない。
なんで? どうして?
頭に浮かぶのは疑問符の言葉ばかり。
そして覗いている自分への後ろめたさ。
良くない事だとわかっているのに、何故か拓也は壁から目が離せなかった…。

「俺がどうしてこんな目に…」

日を追う毎に狂い出す歯車。
三澤家の微妙なバランスに狂いが生じ、不可解な出来事が拓也の周りに起こり始める。
そして再び穴を覗いた拓也の目に映った光景。

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振幅する白い豊満な乳房。微かに聞こえる押し殺した吐息。
衝撃と動揺の中、香織の耐え忍ぶ表情はあまりに切なく、決して悦びから作られていない事を拓也は知る…。

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まずはじめに、本作はネタバレNG系の作品。

本筋を楽しみたい人は、あまり前情報を入れないようにしましょう。

ゲームは三澤邸内をマップ移動し、イベントをこなす中で生じた選択肢により進行していく。
バッドエンド直行の選択肢がいくつもあり、真相解明の正史ルートにいくの
が割と大変。

各ヒロインの寝取られイベントについては基本的には物語がバッドエンドに向かうときに見ることができる。

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選択肢によっては、主人公が殺人犯になったり、抑えきれずヒロインを凌辱して後ろに手が回ることも。

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以下、物語の反転ネタバレ。

この物語はすべて松太郎の後妻・香織の思惑により動いている。

香織は松太郎の財産目当てで、殺人計画を企てていた。

香織と主人公の恋人の由紀も実はグル。異母姉妹という隠れ設定。

家庭教師のバイトを進めたのも由紀で、主人公は松太郎の殺人計画のピースとして利用されていた。
(計画は香織が主人公を色仕掛けで籠絡し、松太郎を殺させるというもの。)

香織というキャラクターは、律子からの虐めにもけなげに耐えて、
作中どんなときも主人公に笑顔で接する「味方」として描かれているが、それこそがミスリードで、正体はドがつくほどの悪女。

正史ルートでは、思惑が破れ最終的に刑務所送りになる。
恋人の由紀も、酌量の余地こそあれど、同様に共犯者として裁かれることに。

逆に、主人公に冷たく接していた三澤家の長女・沙耶が徐々に存在感を示し、最終的にメインヒロインの座に落ち着くことで物語はハッピーエンドを迎える。

味方と思っていた2人が実は敵で、苦々しく思っていた人物が最終的に主人公を支える。その入れ替わり構成が見事。

一級のサスペンスでありミステリーだと思う。


──────── 総    評 ────────

得点:59点 ランク:C (41~60)

関係性:★★
☆ 恋人を含むヒロイン達。

身堕度:★★
 …陵辱かな。

心堕度:
 壊れてしまう。

別離度:
★★★★ バッドENDでは。

寝取度:
★★★★ タイトルほどのNTR感はないが、物語の完成度に脱帽。

読み物として、非常に秀逸。
ただ、寝取られが薄い。

冬鍋~NTR系小ネタ集~(ましら堂)

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2020年12月デジタル販売。

NTR界の巨匠・猿賀アキ先生の短編集。

3作詰めで、NTR作品は2作。

一大産業である「ゲーム実況配信者」をテーマとした「内弁慶後輩とオレのハナシ」は短いながらも非常にキレのある作品だ。

──────── ストーリー ────────

内弁慶後輩とオレのハナシ

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大学生の主人公はゲーム実況の配信者(弱小)。
ある日、そのことが後輩ゲーマーの音子にばれてしまい、いじりと共に部屋に乗り込まれる。

音子も大学内ではボッチの陰キャ生活を送っているが、何故か主人公には懐いていた。

いじりが鬱陶しくなってきた主人公は、音子に「(そこまで言うなら)お前もゲーム配信chを作ってみろ」と言う。

1回だけならと音子が配信を始めると予想外にスジがよく、瞬く間に主人公の登録者を上回ってしまう。

それ以降も順調な伸びに2人は舞い上がり、一緒に過ごす内に身体を重ね、恋人(のような)関係となる。

登録者が1万人を超えたころ、ゲーム実況イベントからお呼びがかかる。

二人で出席したが、主人公は蚊帳の外で音子ばかりに絡む有名実況者。有名実況者はチャラ男で距離が近く、あからさまな音子狙い。

いつもは主人公に遠慮の無い物言いをする音子も根はボッチで陰キャのため、借りてきた猫のようにオドオドとしてしまう。

そして後日、音子に絡んでいた実況者から、配信者が集う事務所への勧誘が届く。
心配する主人公に「自分は先輩とのんびり配信をするのが好きだから、直接会ってきっぱりと断ってくる」と告げる音子。

そして、信じて送り出した後輩は…


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あっさりお持ち帰りされる。



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百戦錬磨のヤリチン配信者に、男慣れしていない音子では全く太刀打ちできず、そこから1週間かけて身体を堕とされ、主人公に別れを告げる。

絶望した主人公がひきこもりとなりEND(音子もそれ以降配信が途絶え行方知れず)。

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この話を読んだとき「うわぁ…リアルでありそう…」という感想を抱いた。

配信者や歌い手はいわばアイドルで、そのトップに君臨する人間がオフでファンを食い散らかす、というのはよくある構図。

そしてそういった類の人種はなぜか嗅覚が凄く、女性に対する距離の縮め方も上手い。
甘いビジュアルで言葉巧みに言い寄られれば、当然冴えないパートナーから乗り換えてしまうだろう…。

そういったリアリティがこの作品にはある。

ヒロインが宇〇ちゃんライクなボッチで、内弁慶という設定も面白い。
主人公には猫のようにじゃれてくるくせに他の男の前だと態度が違う。

そして、主人公のことを特別だと思わせておいて、実はそんなことないんだよと突きつける展開が素晴らしい。NTRの真髄だ。

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脅された後輩(恋人)のためにクズに抱かれるクール系JK(競水)
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タイトルまんま。

無感情系クールっ娘が後輩を盾にとられクズに抱かれる話。

「…さっさと済ませて、私は何の屈辱も感じていないわ」からの、


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即堕ち2コマ。

正確には7コマ。

エロい。以上。


──────── 総    評 ────────

得点:62点 ランク:B (61~80)

関係性:★★
★★☆ 恋人同士。

身堕度:★★★★
 クズ男にイかされる。

心堕度:
★★★★ 熱しやすく冷めやすそう。

別離度:
★★★★ 1作目はお別れEND。

寝取度:
★★★★ 短編だが切れ味抜群。

2作ともヒロインがとにかく可愛い。

クロカミダラ(くろふーど)

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2017年10月初版発行。

くろふーど先生初の単行本。タイトルどおり作中に出てくるのは黒髪ヒロインのみ。

清楚な見た目と激しい絡みのギャップが素晴らしい。

該当作は2本。

──────── ストーリー ────────



妻の親友(コミックホットミルク濃いめ vol.3収録作)

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寝取られというより浮気もの。

主人公がAVでマスターベーション中に妻(とその友人)が帰宅。

「今日は友達が泊まるから」と急な提案をされ、聞いていないと反発する主人公。しかし、妻は聞く耳を持たず、主人公も友人の手前仕方なしに宿泊を受け入れる。

友人は、黒髪でメガネをかけた理知的な美女。
自慰を中断していた主人公には、友人の姿が艶めかしく映り、密かな興奮を覚えていた。

夕食時、昔のアルバムを肴に盛り上がる2人。
お酒を飲んだ妻が先に潰れ、ソファで眠ってしまう。

友人を放っておくわけにはいかず、寝室に案内し妻のベッドを使うように言う主人公。
「最近ストレスが溜っていたので、今日は話すことができてスッキリした」と感謝を述べる友人。

主人公も隣の床で眠ろうと寝転がるが、友人のスカートの縁から下着が見えたことで抑え込んでいた感情が爆発。友人を押し倒し強引に唇を奪ってしまう。

「なにを考えているの。気でも狂ったの!?自分は奥さんの友達なのよ」と訴える友人に「わかっているが、そんなの全部どうでもよくなるくらいに興奮している」と答える主人公。

そして、ストッキングを破り強引に愛撫を始める。

そこからノンストップで勢いに任せ挿入。中出し。

放心する友人に、「1回も2回も同じだから」と再び生挿入。
息をつかせぬ責めに、遂に友人もイってしまう。

「最低…わたしも…あなたも…なにもかも」

盛り切った夜は終わり、翌日。
何事もなかったかのように服装をただす友人は、主人公に冷たい一言を放つ。

「奈々(主人公の妻)には友人なので不幸にはなって欲しくない。だけど昨日のことは許せません。然るべきときに償ってもらいます。」

事の重大さに顔面蒼白の主人公で幕。

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兎に角、
勢いがすごい。起承転結の転の落差よ…。笑
そして、ラストは「そりゃそうよ」とツッコみたくなる締め。もうそれだけで、面白い。

あと、妻の親友が可愛い。
メガネっ娘で、しっかりものだけどどこかガードの許そうな感じが。

メガネがずり落ちてアへ顔晒すシーンは、そのカットだけでこの作品を読む価値がある。

大いに抜けた。

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黒の絶頂(コミックホットミルク濃いめ vol.5収録作)
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菫と夫(公務員)の関係は完全に冷え切っていた。

旦那が仕事で出払ったタイミングで、部屋のドアがノックされる。
招き入れたのは近所に住む少年・ケイ。

今日は月に一度の逢瀬の日。昼間から内緒で会いセックスをするのも既に15回目となっていた。

「今日は旦那は何時に帰ってくるのか」と尋ねるケイに、遅くなるからゆっくりできそうだと答える菫。

そして、そこから本性剥き出しの激しいセックス。
フェラで一発、パイズリで一発、そして膣内射精。

菫の提案で、大声を出しても良いからと寝室に移動。
カメラをセットし自らの痴態を撮影する。

「しっかり撮ろ?愛し合って繋がっているところ。旦那が出勤中に真昼間から孕ませちゅ~ッ♡さいこぉ…」

何度も中出しし、アへ顔にピースサインで、顔射を懇願。

時間はあっという間に流れ、フルコースを楽しんだ逢瀬は終わった。

次に会う約束をしたところで終了。

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これも浮気ものかな。

旦那の影も薄くて寝取られ感はあまりない。ヤるだけ漫画なんだけど、エロい。
作者の黒髪ロングへの並々ならぬこだわりがひしひしと感じられる。

おねショタもので常に女性優位なので、好みが合わない人もいるかもしれない。

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あと1作「居候から2年目」という、未亡人のシンママと子供に隠れながらヤる話があるが、内容は純愛なので外しました。

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────── 総    評 ────────

得点:66点 ランク:B (61~80)

関係性:★★
★★★☆ 描写は薄いが既婚者。

身堕度:★★★★
 アへ顔!

心堕度:
★★★★ ベッドでのみ獣になる。

別離度:
 特に描写無。

寝取度:
★★★★ 抜けるが寝取られ感は薄い。でも抜けるw


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